かんぽ生命保険 東京サービスセンター

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三田1丁目 移転
閲覧数: 27,704  投稿日: 2012 1 27 日  更新日: 2020 11 8

かんぽ生命保険 東京サービスセンター とは?

郵便局で提供している各種保険商品を管理している「保険事務センター」の一つ

公式サイトのキャプチャ画像

所在地

〒109-8792 港区三田1-4-60

最寄り駅まで

・東京メトロ南北線/都営地下鉄大江戸線 麻布十番下車 徒歩8分
・都営地下鉄大江戸線 赤羽橋下車 徒歩8分
・都営地下鉄三田線 芝公園下車 徒歩13分

「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」はどこにあったの?

道路(綱の手引き坂)を挟んで、「綱町三井倶楽部」の丁度真向かいにありました

「東京地方簡易保険局の建物」内で、「簡易生命保険」及び「かんぽ生命保険」の保険管理等を行っていました。
※「東京地方簡易保険局」は、「記念館」や「博物館」ではなく純粋な「オフィスビル」として機能していました。

オーストリアのウィーン中央郵便局庁舎に似た建物

鉄筋コンクリート造地階付き 3 階建、一部 4 階の建築で、敷地面積約 26,860 ㎡、建築面積約 11,790 ㎡、延床面積約 34,590 ㎡の規模。
ステンドグラスが多く、大理石も大量に使用されていました。
逓信省営繕課設計。
大林組施工。
竣工時期は、1929年(昭和4年)

初めて「東京地方簡易保険局」を見たときの感想

偶然の出合い

2011年、私はたまたま「綱の手引き坂」を歩いていました。※道路の名前が「綱の手引き坂」であることも、その時点では知りませんでした
しばらく歩いていたら、「綱の手引き坂」右側に目立つ建物がありました。※通常のビルとは明らかに異なる造りでした。その姿には威厳すら漂っていました…
(一見で歴史的建造物だと分かる造りなので、)これは何かの「記念館」か「博物館」だろうと思い周りを見渡してみましたが、(いくら探してみても)何の案内表示もありません。
「一体何の建物なのだろう?」と不思議に思ったことを、よく覚えています。
後で調べたらそれが「東京地方簡易保険局」でした。

新たな疑問が発生

どうやら「港区三田1-4-60」に「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」があるらしいということは分かったのですが、ではあの建物は一体何なのだろう? という疑問は消えませんでした。
「東京地方簡易保険局」をオフィスビルとして利用している、ことを理解するまで時間がかかりました。最初に気が付いた時「まさか」と思いました。
それぐらいの歴史的建造物なのです。何しろ、竣工時期は1929年(昭和4年)なのですから…

東京サービスセンターを、大崎へ移転

2015年

「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」は、品川区の大崎ブライトタワー(東京都品川区北品川5-6-1 大崎ブライトタワー)へ機能を移転しました。

専用郵便番号

「〒109-8792」は、「株式会社 かんぽ生命保険 東京サービスセンター」専用の郵便番号となっています。
東京サービスセンターの機能自体が移転しているため、この郵便番号を使用すると、郵便物は「東京都品川区北品川5丁目6−1大崎ブライトタワー」へ届きます。

移転に伴い、建物を解体

移転に伴い、「東京地方簡易保険局」を解体しました。
※解体工事開始年月日は、2019年9月25日

「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」があった場所は、現在どうなっているの?

「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」があった場所では、三井不動産と三菱地所が 2024年度(令和6年度)までに、総戸数約900戸(総戸数1100戸へと変更)の大規模マンション「(仮称)三田一丁目計画」を建設する予定となっています。
約2.5ヘクタールの敷地内に5棟を配置。旧庁舎のエントランスの一部を残し、周囲の建物と調和を図るため14階建てに留めます。
施工は、みらい建設工業(港区)。

「サービスセンター」について

「サービスセンター」の役割

日本全国の郵便局で提供される「簡易保険・かんぽ生命」の各種保険商品を管理しています。※各郵便局は契約を管理していません。
※組織名は「地方簡易保険局」から「簡易保険事務センター」へ改称され、現在は「サービスセンター」という組織名となっています。

「サービスセンター」は全部で5つ

「サービスセンター」は全部で5つあります。「仙台サービスセンター」「東京サービスセンター」「岐阜サービスセンター」「京都サービスセンター」「福岡サービスセンター」。
港区三田にあった「東京サービスセンター」では、関東地方、信越地方を担当していました。該当県は全部で10、「茨城県」「栃木県」「群馬県」「埼玉県」「千葉県」「東京都」「神奈川県」「山梨県」「長野県」「新潟県」。

年表

1927 年(昭和 2 年) 5 月 27 日

「逓信省東京簡易保険支局」を起工

「江戸時代の久留米藩の上屋敷の跡地」にて、 「逓信省東京簡易保険支局」の建設を開始しました。
逓信省営繕課設計。
大林組施工。

1929 年(昭和 4 年) 3 月 31 日

「逓信省東京簡易保険支局」を竣工

「逓信省東京簡易保険支局」を竣工しました。総工費 435 万円(付帯施設を含む)。
※この当時は「逓信省東京簡易保険支局」と呼ばれていました。

1949 年(昭和 24 年)

「東京地方簡易保険局」へ改称

「逓信省」を 2 省へ分割した際、「逓信省東京簡易保険支局」を「東京地方簡易保険局」へ改称しました。

1984 年 6 月 30 日

郵政省設置法を改正

1984 年 7 月 1 日

「簡易保険事務センター」へ改称

「地方簡易保険局」を、同じ地方支分部局である「地方郵政局」の事務の一部を分掌する組織(附属機関)として「簡易保険事務センター」へと改称しました。

2007 年 10 月 1 日

「サービスセンター」へ改称

郵政民営化に伴い、組織名「簡易保険事務センター」を「サービスセンター」へと改称しました。
※「地方簡易保険局」→「簡易保険事務センター」→「サービスセンター」という流れ

2015 年

「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」を、大崎へ移転

港区三田1-4-60にあった「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」を、品川区の大崎ブライトタワー(東京都品川区北品川5-6-1 大崎ブライトタワー)へ機能移転しました。

2018 年 2 月 1 日

「旧東京サービスセンター」譲渡を決定

「株式会社 かんぽ生命保険」は、固定資産『旧東京サービスセンター(東京都港区三田一丁目102 番1)』譲渡を、取締役会で決定しました。
・土地 26,808.85 ㎡。
・建物 43,440.70 ㎡。
・譲渡益 85,034 百万円。
※売却金額は非公表

譲渡先及び譲渡価額につきましては、譲渡先の意向により公表を差し控えさせていただきます。

2018 年 2 月 2 日

「旧東京サービスセンター」譲渡契約日

2019 年 9 月 25 日

「旧東京サービスセンター」解体工事開始

「旧東京サービスセンター」解体工事を開始しました。

地図

定点写真で振り返る。「かんぽ生命保険 東京サービスセンター」 の変遷

2011

2011年1月、「綱町三井俱楽部」方面を背にして、「かんぽ生命保険東京サービスセンター(旧逓信省簡易保険局)」を撮影
2011年1月27日12時13分。「綱町三井俱楽部」方面を背にして、「かんぽ生命保険東京サービスセンター(旧逓信省簡易保険局)」を撮影
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