ルコントの製造アトリエ とは?
「都営地下鉄 泉岳寺駅 A3出口」北西側にあった、1968 年に日本ではじめて誕生したフランス菓子専門店「ルコント」の製造アトリエ
基本情報
説明文
「ルコントの製造アトリエ」は、「都営地下鉄 泉岳寺駅 A3出口」北西側にあった、1968 年に日本ではじめて誕生したフランス菓子専門店「ルコント」の製造アトリエです。
2022 年に閉店しました。
「ルコントの製造アトリエ」があった場所は、現在は、CRAFTBEER BISTRO の「&fum」になっています。
所在地
港区三田4-19-27 高輪パームビル 地下1階
アルファベット表記
A.Lecomte
専有面積
45.75 坪(151.23 ㎡)
「ルコントの製造アトリエ」ができる前は、何があったの?
「ルコントの製造アトリエ」ができるまで、この場所には、ブーランジェリーの「MAISON KAYSER 三田店」がありました。
閉店
「ルコントの製造アトリエ」は、2022 年に閉店しました。
2013年に新たにルコントを開店してから約10年間、沢山のお客様にご愛顧いただきましたこと、謹んで御礼申しあげます。
ルコントの歴史は、1968年の六本木に始まります。伝統的なフランス菓子の美味しさを伝える、日本で初めて誕生したフランス菓子専門店です。
その第二章の幕開けに際して、ルコントらしいクラシックなお菓子を愛し、信じる仲間が集いました。一つずつ、一歩ずつ、ムッシュ・ルコントがここ日本でつくりあげたフランス伝統菓子の世界観を、私共なりに再現、また、新しく表現して参りました。
新生ルコント第一店舗目の広尾店を開店した当初は、1968年時分の六本木店を懐かしまれるお客様方から、当時の様々なお話を聞かせていただきました。とあるお客様は、幼少期のお誕生日には、必ずお父様がタルトのケーキを買ってくださっていたと、ご来店の際は季節折々のタルトをご賞味くださいました。
かくいう私自身も、ルコントのエクレアショコラが大好物でした。思い出は数えきれない程ありますが、お客様からの叱咤激励、その全てのお気持ちが私共の活力となり、これまで歩んでくる事が出来ました。
8月1日に閉店のご案内をして以来、予想をはるかに上回る、それは沢山のお客様が日々ご来店くださいました。
お並びいただいているお客様同士でルコントの思い出をお話しくださったり、いまだ続くコロナ禍でも、久しぶりに嬉しいお顔を拝見したり。お手紙をくださったお客様もいらっしゃいました。メールで、そしてお電話でも、『スワン』が紹介された某テレビ番組を思い返してくださったり。
ご不便も多々おかけしたことと思いますが、私共にとりましては、これまでの10年間を振り返る、かけがえのない時間となりました。ムッシュ・ルコントの想いは、パティシエたち、販売スタッフたちに確かに受け継がれています。どこかでまた、ルコントスピリットを持ったお菓子に出会うことがあれば、ぜひお楽しみくださいませ。
これまでルコントをお支えくださった全てのお客様、お取引先様、関係者様、そして社員・スタッフの皆様に、心からの御礼を申しあげます。
ルコント店主
黒川 周子
「ルコントの製造アトリエ」があった場所は、現在どうなっているの?
「ルコントの製造アトリエ」があった場所は、現在は、CRAFTBEER BISTRO の「&fum」になっています。
※「&fum」は 2023 年 5 月 20 日にオープンしました。